香港で点心を〜♪という時に試してみたいのがワゴン式の点心レストランです。
ガイドブックやテレビでも紹介される機会が多いので、挑戦してみたいな〜♪( ´θ`)と思う人も多いのではないでしょうか。
しかし、オーダーを受けずにお料理をたくさんワゴンに乗せてサービスするためロスが多いのか、、、、最近はワゴン式のサービスを行っているレストランを探すことは簡単ではないです。
今回は、そんな香港の伝統的なワゴン式サービスを行うレストランとして1889年から歴史ある老舗、蓮香茶室へ行ってきました(^ ^)
店内は昔の香港らしい雰囲気のお店、という感じでローカル感たっぷりです。
🌸飲茶と点心の違い
ちなみのちなみに、点心は焼売や餃子などの食べ物自体をさし、飲茶は朝から午後の時間帯にお茶と一緒に点心を食べること、をさすと香港人の友人が言っていましたー(゚∀゚)
蓮香茶室の営業時間は朝6時から午後5時、夜営業をしていないので正に飲茶を楽しむお店、ということがわかりますね!
というか朝6時って、、、お客さんくるのでしょうか?朝やめて夜開けた方が私はいい気がしますが(^_^;)



あるようには見えない外観です


ローカル感プンプン

席はもちろん大きなテーブルに相席、のスタイル
席につくと、
お茶いるよね〜?
という感じで話しかけられます
隣の女性がお花のお茶を飲んでいたので
お茶の種類も選べるのかと思います
が、広東語が分からず選べませんでした( ˘ω˘ )


でも楽しい♪
焼売、シウマイは日本語と似ているので
わかりました〜

左奥:海老の入った腸粉(ライスロール)
左手前:ポーク、キノコ竹の子の汁いっぱいの餃子
右:豚肉としょっぱい乾物のお魚と生姜のご飯



口に入れるとゆずのような爽やかな香りが広がって
予想外の爽やかな味にびっくり
美味しかったです(*´ω`*)

中華蒸しパン
デザートがわりにいただきました
普通に美味しかったですが
向かいに座っていた女性はお好みでなかった様子
一口食べて残していました

メニューからオーダーすることも
可能ではあるのかと思います
たくさんいる男性スタッフさんにお願いしたら
テーブルに持ってきてくれるのかも?
食べたいものがあったら事前に準備をしておいて、写真を店員さんに見せるか、広東語名を覚えておいて、メニュー表を指さすといいかもしれませんね(私がよくやる方法です💦)
面白いのが、伝統的に男性と女性の役割が決まっているのか、ワゴンを操るのは女性、その他の仕事をするのが男性という感じでした!

昔、飼っている鳥をカゴに入れて
点心レストランに連れて行くことが
流行っていたらしく、笑
その様子を真似て飾っているのでしょうか
昔こういったレストランが社交の場だったのかな、と思います。私達の向かいに座っていた3人の女性は別々に来たようですが、注文した料理をシェアしたり会話をして食事を楽しんでいました(^o^)
店員さんは日本の接客と違って笑顔はもちろんないですが、満席の店内で私が荷物を膝の上に抱えながらご飯を食べていたら、荷物用の台をさっと私の横に置いてくれて、、、や、優しい!!ちょっと感動。笑
香港人の店員さんて、顔と口調が怖いだけで対応は優しいと思う。お店出るときも笑顔は無いけど、「ドーチェサーイ(ありがとう)」って言ってくれる。
🌸日本人に人気のワゴン式点心レストランは
ちなみに、旺角にある倫敦大酒樓(ロントン・ ダイジャウラウ)はここほどワゴンが頻繁に来ず、紙に書いてオーダーするメニューの方が多くなるくらいですが、日本語メニューもあり日本人には安心です(^_^)
倫敦大酒樓の点心も美味しくて、更には見た目にも拘っている感じでした♪⇩⇩

その他には高級で清潔感のあるワゴンサービスを行っている有名レストランとしては、同じ系列の店舗ですが、結婚式場みたいな大會堂美心皇宮(Maxim’s Place)、翠園(Jade Garden)などが有名です(^O^)
🌸閉店と再オープンを繰り返す蓮香茶室
そして、蓮香茶室は実は、大家さんから閉店か移転を求められていた理由から昨年2月に一度閉店をしましたが、働いていたスタッフさんがレストラン存続のためにお金を払ってどうにかお店を守り、蓮香楼から蓮香茶室へ名前を変えて再スタート。
が、去年はデモ活動でお客さんが減り(>_<)更にはコロナウィルスの影響で今年1月に再度閉店してしまいました。゚(゚´Д`゚)゚。
が!が!
元々のオーナーさんが大家さんと話し合いをして、今年2020年3月11日から1年営業を延長することになったそうです。

営業を一年延長しましたが、その後は分かりませんね。
気になっている方は早めに行っておいた方が良さそうですね(と言っても日本から旅行は今は難しそうですが(´༎ຶོρ༎ຶོ`))