今回は久しぶりに香港の記事ではなく、海外!2012年にチェコ共和国、プラハを訪れた時のことを!
といっても観光地の場所名もあまり覚えていないので、写真だけで失礼しますm(__)m
そして2015年、この時プラハを案内してくださった男性とその奥様に起こった出来事について書かせていただきます。

チェコに行ったのは2012年の7月のこと。
知人の紹介で、見ず知らずの私にプラハの観光案内をしてくださった男性がいました。

その方は、私が人生で出会ってきた人の中でも最も尊敬できる人のうちの一人。お医者様であり、東北の震災直後には被災地で被災者のために働いてその後は心臓移植の勉強を!とチェコに渡りチェコの病院で勉強をされていた非常に頭のいい立派な男性。

そんな今まで私の人生で出会ったことのないような優秀な方。
チョコの良さを日本の人にもっともっと知ってもらいたい!と、直接会ったことがないような人にも、チェコを訪れる人がいるととても親切に観光案内をしていたのです。
私より年齢は10くらい上でした。
立派な方なのにとっても面白くて気さくで話しやすくて
その方の仲の良いご友人と二人揃うと吉本の芸人さんもかなわないほどの面白さで、私の中でプラハでの旅の一日はすっごく楽しくてお腹が痛くなるほど笑ってばっかりだった良い思い出となっています。
男性「またいつでも遊びにきてください!」
私「絶対また来ます!!」

そんなやりとりをしてお別れしたことを覚えています。その後は、今まで旅行した中で一番好きな場所は?と聞かれると、決まって「プラハ」と答えていた気がします。

2015年春、そんなお医者様の男性は前年にご結婚されて新婚旅行も楽しまれて幸せの絶頂。
その年3月には新婚旅行からチェコに戻って、奥様やご友人の方々と楽しそうに食事をされている写真をFacebookにアップされていました。
幸せそうだな〜!なんて思ってました

そんな中
2015年4月
その男性のFacebookページに突然、奥様の書き込みがありました。
「助けてください。旦那が倒れてどうしてよいかわかりません。」
と。
この書き込みを見て私は驚き、けれどどうすることもできず、様子をただ見守ることしかできませんでした。
運よく、すぐに、チェコ語が出来るチェコ在住のその男性のご友人の女性が奥様についてサポートすることになりました。
男性の病気は、くも膜下出血。
何とか一命を取り止めたのですが意識は戻らず気を許せない状態。
人工呼吸器を付けながら延命処置を続けていました。
そして、ここで出てくる問題がお金の問題。
海外での入院(国、加入している保険によって異なる)は莫大なお金が発生すること。
男性は保険に入っていたようですがその保険には限度額があり、限度額を越えるとその後は奥様がそ毎日何万、何十万ものお金を病院に支払わなければならず、病院は、払えない場合は裁判を起こさなければならない、と言ってきたそうです。
日本に病気の人を搬送するにも膨大な費用が必要になるので
奥様とサポートされていた女性はどうしていいかわからず疲れ果てて、Facebookに
「どうして良いかわからないので良い案が思い浮かぶ方がいたら教えてください。」
と書き込み。
見た人達は
「何もできないけれどシェアします。」
「心配です。」
と。
そしてそのまま一ヶ月経ちました。
🌻次のページへ続きます
出会いがあれば、必ず別れがあり、でもそれは突然すぎてつらいですね…。
いい人ほど早世してしまうのは、神様が欲しがるからなんていいますが、残された人間には悲しみが残りますよね。適切な言葉が見当たらず、上手く言えませんが、Shrimpさんがプラハを好きになったことを、その男性も喜んでいると思います。
プラハ、私も一度でいいから訪れてみたいと思う場所です。
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コメントありがとうございます(^^)
神様が欲しがる!そうだったのですね!なんだかとても納得できました。
ありがとうございます(^-^)プラハ好きな日本人が増えたら彼はきっと喜びますね♪
ずっと好きでいようと思います!
プラハ、街並みも素敵でご飯も美味かったです(*^^*)ぜひいつか♪
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