モスタルを後にして、クロアチア、ザグレブで乗り継ぎをして到着した場所は
オランダ、マーストリヒトです。
オランダの町ではありますがドイツやベルギーの国境近くに位置する町で、様々な国の人が気軽に訪れるオシャレなグルメの街、として有名です。
私はザグレブからブリュッセル空港へ飛び、そこから電車でやってきました。到着時はこの街に10日程滞在しながら近隣の街に日帰りで遊びに行く計画を立てていました・・・が、コロナウィルスの関係で予定を変更して香港へ早めに帰国しました。
※2020年3月上旬の旅の記録です(^^)
マーストリヒト、駅到着したのは夕方の時間、お天気は生憎の雨でした。
さ、寒い・・。

ここで友人が迎えにきてくれることになっていたので、駅の中の小さなスーパー内のイートインスペースでコーヒーを飲みながら待つことにします。


イートインスペースで携帯を充電しながら平気でその場を離れて買い物に行ってしまう人達。
スリに遭いかけたモスタルから来たのでなおさら平和に感じで嬉しくなりました。
そして友人に無事迎えに来てもらった後、この日はどしゃぶりになってしまったのと私が早朝(むしろ前日の夜中3時)から起きていて疲れていたので翌日からの観光に備えて早目に就寝しました。
そして翌日
晴れました(^o^)

この町は自転車の街、坂道が少ないためか自転車に乗っている人をたくさん見かけました。
友人は仕事でこの町に滞在していたので私はまた一人で観光です。
事前にレストランや観光地をチェックしていて、まずは行きたかったベーグル屋さんへ。




可愛い店内♪
ベーグルの生地は5つくらいの種類がありその中から好きなものを選ぶことができました。
ベーグルもチーズたっぷりで美味しかったです。
腹ごしらえが終わったら早速街散策開始です。
マーストリヒトのメインの観光地は駅から進んでマース川を渡った先にあります。

行きたいところにあらかじめフラッグ付けてます


川を渡ると町は賑わってました。
そして、私がまず向かった場所は、以前世界一美しい本屋さんに選ばれたこともある
ブックハンデル・ドミニカーネン!


https://www.libris.nl/dominicanen
700年以上前に建てられた教会を本屋さんに改装したお店です。
中にカフェがあり、ここでコーヒーでも、と思ってましたが席が空いていなかったので断念しました。


写真がとっても映える場所です。(笑)
撮影がうまくない私でも、なんだか写真がカッコよくなりました。
そしてその後ふらふら歩いていると、シティーホールの前でマーケットが行われていました。

この日は日曜日だったのでマーケットが行われていたんですね。

ゆっくりじっくり見て回ったら掘り出し物がありそうです。
なんだそれ?と思うものからアンティークな価値のありそうなものまで色々と売られていました。


マーケットを見た後は川沿いを歩いてマーストリヒトのシンボル的景色を確認しに!

絵になりますね!教会に橋に川にかわいいお家にお天気!素敵です!
そして続いて向かった先はこちら
聖母マリア教会です。


こちらの教会は無料で中に入ることができます。

きれい!
ステンドグラスが光る古い重厚感のある建物、ヨーロッパの教会大好きです!
教会って淡い色をした少し可愛らしい雰囲気の教会とこのような重厚感あるどっしり歴史を感じる教会とありますよね。どちらも違ってどちらも良いです。
教会の周りにはテラス席のあるオシャレなレストランも多く、人がたくさん集まっていました。
こちらの教会、Google mapでとても評判だったのですが、日本のガイドブックには記載がありませんでした。
日本のガイドブックになんでこれが載っているんだろう?なんでこれが載ってないんだろう、と思ってしまうこと、よくありますよね。
個人的によく思うのが、ガイドブックに載っているレストランは他のサイト等で全然有名でもなく評判も悪かったり、信用できません!(笑)
そして続いて向かった先は「地獄の門」と言われる門です。

昔ペストが流行した際にペスト患者はこの門から外に出されたそうです。
そんな歴史を想像すると恐ろしいです。患者は見捨てられるんですね、、、。
また、街を守っていたお城の城壁がここには残っていて、この門はその一部でした。
この門、とくに登ったりできるわけではないので、そのまま通り抜け、次に向かう場所はランチの場所です。
向かう場所、おそらく、マーストリヒトで一番有名なレストラン(パン屋さん)ではないでしょうか。

ビショップモーレン、地元の食材使用して伝統的な製法でパン、パイ、クッキーなどを作っている人気店です。
お店の前に人が並んでいたので、お店がすぐに分かりました。


リンゴとチェリーの入ったパイ、リンブルグフラーイが看板商品です。

パイはコーヒー付で€5、物価が高めのこの街でリーズナブルなお値段です。

店内は混み合っていたのですが、一人で入った私はラッキーなことに窓際のカウンター席に座ることができました。

この街で英語を話さない人にほとんど会わなかったのですが、ここに英語のメニューがなかったのは残念。
店員さんに聞いたところ、写真の一番上は朝食のプレート、二番目がお肉系、三番目がベジタリアン、四番目が甘い系、という感じで説明されました。
事前に確認した、Google mapの情報の写真に載っていた英語のメニューとは異なっていました。日曜日だったからでしょうか。
そして私がオーダーしたのがこちらです。

これがどれもシンプルなんですが、すっごく美味しかったです。
パンはずっしり食べ応えのある全粒粉系のパンで、乗っている具と相性抜群!左のお肉のパテ、お肉のパテって脂っこくてあまりたくさん食べれないイメージでしたが、このピクルスとの相性がまたまた抜群でペロリと完食しました。他のふたつもシンプルだけど美味しくてペロリ♪
パイも食べたいし、マーストリヒトを離れる前にもう一度このお店に行こう!と思ったのでした。(予定を早めて帰国することになったので叶いませんでしたが)
そして昼食の後に向かった場所は聖ヤンス教会と聖セルファース教会。

写真向かって右手が聖セルファース教会、オランダ最古の教会と言われています。
左手の赤い建物が聖ヤンス教会、塔を登ってマーストリヒトの町を眺めることもできるそうです。
友人と改めて一緒に観光する予定だったので、この日はお金を支払って中に入ることはしませんでした。(そして結局中に入ることなくマーストリヒトを去ることになりました…。)

聖母マリア教会のどっしり重厚感ある雰囲気とは違って華やかで優しい雰囲気の教会、と事前情報で見ていて楽しみにしていたので、中に入ることなく帰国してしまい残念です。
ちょっと長くなってしまうので今回はここまで(^^)
続きは次回の記事でご紹介させていただきます。
次回はショッピングとディナーの様子や、、、香港政府が急に「3月17日以降にヨーロッパ諸国(オランダ含む)から香港へ入国(帰国)する人は全員14日間の自宅検疫をしなければいけません!」と発表して慌てて帰国を決めて観光どころではなくなってしまった時のことなどを(涙)書かせていただきます。
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